台湾鉄道乗りつぶし・・・海外おやじてっちゃん
帯抜粋「汽車ポッポおじさん台湾を行く!「時刻表」一冊をカバンに入れて・・・国内2万キロを乗りつぶし、汽車に乗るためにだけ、海の外への旅に出た。おなじみ「汽車ポッポおじさん」の一人旅行状記!待望、切望、熱望の乗りつぶし海外版第一弾!」@6月2日(月) 桃園国際機場 台北車站 自強号、往高雄 空襲警報時旅客須知 A6月3日(火) 筥光号餐車 対号特快車 阿里山森林鉄路 呉鳳旅社 B6月4日(水) 台糖公司虎尾総廠路線 集集線 海線、山線、循迴追分線 台中柳川西路 C6月5日(木) 東勢線、内湾線 淡水線、新北投 台北夜場 D6月6日(金) 濂洞、菁桐 嶮路北迴線 花蓮新站 E6月7日(土) 花蓮港 太魯閣峡 狭々軌特急、光華号 台東市 F6月8日(日) 公路局公共汽車、金龍号 屏東線、東港線
台湾への無理解
1980年に出た単行本の文庫化。 1980年6月に、宮脇氏が台湾を訪れ、わずか7日間で国立(鉄路局)の鉄道路線すべてに乗るという荒技をした記録。鉄路局のもの以外に阿里山鉄道も体験している。 宮脇氏の代表作のひとつだと思う。きわめて面白い一冊だった。 わずかな日数のなかで全て乗らなければならないという緊張感、それでありながら余裕を持って汽車旅を楽しむ著者。時刻表との食い違いや予想しなかった鉄道の発見。 完乗という目標があるだけに、全体が引き締まっており、良い作品になっている。 ただ、台湾への歴史的無理解が目に付いた。政治的な側面が欠けてしまっている。日本の植民地時代の苦難、大陸中国との緊張関係、外省人と内省人の格差、先住民族。そのため、台湾の人々との交流に失敗している場面がいくつも見られた。 お気楽な鉄道旅行でしかないのか。
角川書店
乗る旅・読む旅 (角川文庫) 「最長片道切符の旅」取材ノート 時刻表ひとり旅 (講談社現代新書 620) 鉄道廃線跡の旅 (角川文庫) 鉄道に魅せられた旅人 宮脇俊三 (別冊太陽)
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